iPhone関連情報

こんにちは、I.C.C岡山店です。
6月というともう夏って感じがしますね、台風もいくつか発生しましたし。
ここ最近は雨が降ったり止んだりと、梅雨特有の鬱陶しい天気がちょっと気になります。
湿気と蒸し暑さがだんだん強くなってくる時期ですが、暑さに負けず元気に営業していきます！
なにせ熱いものを常に身近に置いてますから。(笑)

というのも、スマホの修理をするときには、スマホを温めるための器具が必要になるからです。
スマホの本体とディスプレイを固定している強力な粘着テープを、柔らかくするために使っています。
もしスマホを温めずにディスプレイを剥がそうとするとさあ大変、カチカチの粘着テープを無理やりこじあけるという非常に危険な作業になるのです！
勿論スマホを傷つけてしまう可能性も高くなるので、安全に分解するためにも温める作業は必要なのです。
ちなみにAndroid系は粘着テープがiPhoneよりもさらに厳重に付けられているので、その分修理に時間を多めに頂いています。

iPhoneやAndroidだけでなく、iPadも粘着テープが使われています。
当店ではiPadの修理を行うときには３～４時間とたっぷり作業時間を頂いていますが、それはこの粘着テープを剥がすのに非常に時間がかかるからです。
iPadはiPhoneよりも厳重に粘着テープが付けられているから…というだけでなく、パネルに配線が付いているからです。
配線のそばに粘着テープが貼り付けられている箇所もあるので、慎重にテープを剥がす必要があります。
加えて、iPadのパネルは脆く、液晶も傷付けないよう気を付けないといけないので…より慎重に、繊細に作業をしないといけません。
場合によってはこのパネル分解作業だけでも1時間を超すこともあるので、iPadの修理には時間を多めに頂いているのです。
修理を早く済ませようとして壊したりしたら、元も子もありませんから。(笑)

さて、剥がすのが大変なこの粘着テープたちですが、貼り付けるのはそこまで大変じゃないです。
当店で使っている防水テープを同じ個所に貼り付けて閉じる、これだけです。
ただし、剥がした粘着テープの残りをしっかりと掃除していなかったら、テープのせいで厚みが出てパネルが閉じれなくなった…なんて困った事態になるのです。
私もこの間iPhone６のパネルが閉じれなくてものすごく焦りました…改めて掃除をしてなんとかなりましたが。
みなさんも粘着テープを剥がしたら、掃除はしっかりとやりましょうね。

修理をすると防水性が落ちるという話をみなさんも聞いたことがあると思いますが、その理由がこの粘着テープにあります。
何度も書いてますが、スマホに使われている粘着テープは強力で、剥がすのに手間がかかります。
ということは強力な分隙間なくピッタリとくっつけることが出来るというわけで、それによって防水性が保たれている点もあるのです。
スマホ修理店で修理を行うと、この強力なテープはどうしても剥がさないといけませんし、代わりのテープも強力なものを用意している所は少ないのです。
場所によっては粘着テープを貼り付けないお店もあるみたいですので、防水性を気にする方は修理の前にテープを貼ってもらえるかどうか聞いてみるといいかもしれませんね。
当店ではパネルと本体を固定するテープはちゃんと貼り付けていますので、その点ではご安心くださいませ♪